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「四畳半タイムマシーンブルース」帰ってきた神アニメ(1~2話)

9月30日より全国ロードショーの「四畳半タイムマシンブルース」をディズニープラスで先行視聴したので感想です!
全6話の順次配信で1,2話分の感想です。
ネタバレなし」でいきます

「サマータイムマシンブルース」「四畳半神話体系」のタイアップ映画

映画館で見る or ディズニープラスで見る 2つの選択肢

四畳半神話体系の面白さを「大切に」引き継いでいる

四畳半神話体系の各キャラが1つの仲良しグループとして過ごす日常を味わえる

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四畳半タイムマシンブルースの概要

「サマータイムマシンブルース」と「四畳半神話体系」のタッグ

本作品は
京都の劇団「ヨーロッパ企画」が手がけた舞台劇「サマータイムマシン・ブルース
TVアニメでも人気を博した森見登美彦原作「四畳半神話体系

この2つのタイアップ作品です。

サマータイムマシーンブルースは2001年にヨーロッパ企画で初演された上田誠監督作・脚本の舞台です。2005年には本広克行監督により映画化もされました。

ストーリーとしては↓です

夏休み中のとある大学。“SF研究会”の5人の男子学生はSFの研究などせずもっぱら野球で遊ぶ毎日。そんな彼らをカメラに収める写真部の女性部員・伊藤。もう一人の女性部員・柴田も、SF研の部室の奥にある暗室で来月のグループ展に向け作業に余念がない。やがて男子部員たちが部室に戻ってきて大騒ぎする中、大切なクーラーのリモコンが壊れてしまう。翌日、うだるような暑さに閉口する部員たちが部室に戻ってみると、そこに見慣れぬ金属製の物体が。もしかしてタイムマシン?彼らはためしに、壊れる前のリモコンを取りに昨日へ戻ってみることにするが・・・。

Filmarks サマータイムマシン・ブルースの映画情報・感想・評価・動画配信

私も昔、映画版を1度見ました、
若かりし頃の瑛太上野樹里ムロツヨシ真木よう子など有名俳優がずらりです。
若すぎて最初見ていても気が付きませんでした、、
あー--この人!!ってなります。

過去改変によりかなり差し迫った事態になっているものの、
どこかまったりとしたちょっとくだらない系の邦画です。
休みの日の午後とかに力を抜いてみられるようないい映画でした。

このサマータイムマシンブルースのストーリーを
四畳半神話大系の世界観、キャラでやるというのが本作品です。

そのため若干あらすじも変わっています

サマータイムマシンブルースに小津というジョーカーが加わり、さらにしっちゃかめっちゃかになりそうな予感、、
「私」が振り回される様が目に浮かびます(笑)

Asmik Ace 「『四畳半タイムマシンブルース』本予告60秒」

視聴方法に関して

2つの視聴方法があるので紹介します!

  • 全国映画館でのロードショー
  • ディズニープラスでの先行配信

2022年9月30日より3週限定で全国映画館でロードショーされます。
また、9月14日よりディズニープラスにて先行配信がされます。
(配信限定エピソード含む全6話順次配信)

ディズニープラスは9/14より先行配信ですが、1週間に1話配信されていく形式です。
配信限定エピソードが不明確なところはありますが、仮に6話目が最終話とすると
最終話の配信は劇場ロードショーよりも遅くなる可能性もあります。

1~2話感想: 時を経ても色あせない四畳半神話体系の魅力

1~2話を見ての感想です!
結論から言うととてもよかったです。
1話、2話だけでも見返したくなるアニメです。

当時のノリをそのままに懐かしくなる演出

四畳半神話体系のアニメが放送されたのが2010年なのでそれからはや12年が経過しています。

昨今では昔の神アニメを5~10年たってから2期放映した結果
当時の人気ぶりからくる期待に応えることができずガッカリに終わるパターンが多く不安でしたが
見事に当時を超えてきました!!

当時の魅力のまま、そのまま新しく12話目を見ているかのような気持ちです!
これを待ってました!

まず、「私」のしゃべりについて
四畳半神話体系といえば毎回冒頭に「私」の長台詞が入ることが特徴ですが本作品でも健在です。
もちろん本作品の冒頭も「私」のしゃべりでスタートです。
12年も経過しているにも関わらず、声優の浅沼 晋太郎さんはよく変わらず演じられるものだと思います。

ただ、完成披露上映会の舞台挨拶では下記のようなことも言っていますね、、(笑)
やはり大変なんですね、、、

12年ぶりにやっぱり人間って息継ぎ必要なんだなってことが改めてわかりましたし
あ、舌ってとれそうになるんだな

マイナビニュース【エンタメ・ホビー】「浅沼晋太郎、12年ぶり「私」役に“息継ぎ”の必要性再確認「舌って取れそうになるんだな」 劇場版『四畳半タイムマシンブルース』完成披露上映会 舞台挨拶」

次にOPの雰囲気です。
四畳半神話体系ではASIAN KUNG-FU GENERATIONの「迷子犬と雨のビート」に合わせて
京都大学吉田寮を思わせるノスタルジーな建物の中をループするという絵コンテになっています。

本作品では前回同様ASIAN KUNG-FU GENERATIONが主題歌を提供してくれていて、絵コンテも四畳半神話体系と似た演出になっており、当時を懐かしく思い出すことができます。

少し四畳半神話体系に寄せすぎているかな?という気もしなくはありませんが、
ガラッと変わり「昔のあれがよかったのになぁ」となる可能性を考えると
これはこれで十分にありかと思います(むしろ嬉しい)

主題歌の「出町柳パラレルユニバース」は早くも各種サブスクリプションサービスで配信開始となっているので気になる方はぜひ聞いてみてください!

このように前作の四畳半神話体系の各要素を大切に引き継いでいることが
作品を視聴していると随所に感じられファンとして嬉しい気分になります。

勢ぞろいしたキャラの1仲良しグループとしての日常が見られる

私はこれが一番うれしかったです。

本作品では四畳半神話体系でのキャラが勢ぞろいしています。
「私」「小津」「明石さん」「樋口師匠」「羽貫さん」「城ケ崎先輩」「相島先輩」
(まあ、別に相島先輩はいいけど、、、)

そしてポイントは、彼らが一堂に会して輪を囲うような場面が多く、1つの仲良しグループのように描かれていることです。

(一部「君たち、こんな仲良かったっけ??」という突っ込みを感じなくもないですが、、)

四畳半神話体系では主人公の状況に応じて必要なキャラがポロポロでる、という個別の場面が多かったです。

演劇サークルに入っているときは城ケ崎先輩との絡みが多く、
英会話サークルに入っているときは羽貫さんとの絡みが多い、
といったように
「私」目線でその時関係する人が個別に出てくるようなイメージで
全員勢ぞろいという場面はあまりなかったような気がしています。

(「弟子求ム」の回は割と全員集合に近いですが、城ケ崎先輩は敵方ですし
やはり全員で輪を囲む場面はあまりないように思います。)

本作品では、一同が下鴨幽水荘に会して輪になってくだらない話をしているシーンなどもあり
本来なかったIFルートのようなわくわく感を出してくれます。

四畳半神話体系ではバラバラに出ていた彼らの1つのグループとしての日常風景を見られることがとても新鮮です。

グループとしていることで「私」以外の他キャラ同士の絡みも見ることができて、
「このキャラは、このキャラと話すときはこんな感じなのか」と新しい発見もあります。

(というか、見ているとこのグループはすごく楽しそうです。やっぱり「私」は十分バラ色のキャンパスライフ歩んでるじゃないかって再認識させられます。)

これを見られることが、私にはとても嬉しかったです。

まとめ

まだ2話までしか放送されていないものの、、

昔の四畳半神話体系の良さをそのままに新しい側面も追加されており
古くからの四畳半神話体系ファンにはたまらない映画になっているかと思います。

続きの放送開始も楽しみに待っていたいと思います!

どど族
どど族

楽しみだドン

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